韓国釜山出身/鑑定歴34年・講師歴22年/鑑定件数 約50000件超(令和7年3月現在)
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【四柱推命】感情の起伏が激しい原因と改善策
感情の起伏が激しい原因を性格問題だと単純に考えられますが、
ストレス、睡眠不足、業務過多や学業不振、対人関係の葛藤、
女性の場合は生理周期、妊娠出産、閉経なども
感情起伏に大きな影響を与えるといいます。
心理学では他人を過度に意識して敏感になる
「情緒敏感型」の気質も感情の起伏が激しい原因と見なすこともあります。
それで今日は四柱推命心理の観点から見た感情の起伏が激しい人の命式は
どんなパターンなのかについて説明したいと思います。
東洋哲学は陰陽の理論から始まり、
四柱推命も東洋哲学の一部なので、
陰陽の理論に基づいた五行の循環過程で人間の生老病死を論じる学問です。
なので命式の分析は五行の調和をチェックするもので、
五行の生剋の流れが停滞したり、
一方に深刻に偏ったりすると、
情緒不安定状態になる可能性が高いと言えますし、
場合によっては不安障害を引き起こす要因となることがあります。
特に五行の中でも陽の中の陽のエネルギーである火や、
陰の中の陰のエネルギーである水が
命式の月支や日支を中心に強く臨んでいながら、
多い場合は感情の浮き沈みが激しくなる原因となり、
感情の浮き沈みと感情変化の振幅が大きければ大きいほど、
日干、つまり命式の主人公は日常生活に支障をきたすほどの
強い疲労感と無気力を感じるようになり、
自分はもちろん周りの人々にも被害を与える場合が多いです。
印星は精神的な安定感と考えの深さ、
受容性と内面の力を象徴する日干の根源であり、
思考のアイコンと言える印星のバランスが取れている命式は、
内外的に感情の波が激しく押し寄せても、
落ち着きと理性的判断で動揺したり内面の中心が乱れたりしません。
しかし、
月支や日支、月干、時干を中心に印星が多い組み合わせが
財星で印星を制御できない場合は、
情緒的価値が非常に不安定になるため、
非理性的だったり小さな刺激にも動揺したり、
理由が説明できない不安や焦りをよく感じるようになります。
傷官が月支を中心に3つ以上ありながら、
印星で制御できない状態も
感情の起伏、心の動揺、感情が時々刻々と変化することがあります。
食傷の感情起伏は短刀で他人を刺すような言い方になり、
結果的には自分自身を苦しめる心理で現れるので、
自分の感情をコントロールするマインドが重要だと思います。
感情の変化が激しいということは人より感受性が豊かで
芸術的才能を発揮できる能力と
相手の心が読めるという長所を持っていると言えます。
つまり感受性と相手の心が読める長所を
創意性と共感能力に発展させることができ、
そうなるためには自分の感情を抑えたり隠したりするのではなく、
内面的自己認識力と外面的自己認識力が高いか低いかをチェックし、
自分の思考や行動をコントロールするスキルを培うことが重要だと思います。







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