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【四柱推命】知らないと損する「駅馬」の効果的な使い方 | 東京都世田谷区の占い師 昭晴


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【四柱推命】知らないと損する「駅馬」の効果的な使い方


今日は6つの七冲の中で、駅馬の冲について説明したいと思いますが、駅馬の冲はどのような特徴があると思われますか?

 

寅申と巳亥の七冲は駅馬の冲

子午と卯酉の冲は桃花の七冲、丑未と辰戌の冲は華蓋の七冲、などの冲と比較すると、寅申と巳亥の七冲は駅馬の冲です。駅馬というのはどんな意味がありますか?

皆さんもご存知のように駅馬というのは動く、移動する、あちこち歩き回るということを意味します。

 

そうすると、寅申と巳亥の七冲が形成されているということは、その人の命式の地支に駅馬を基本的に2つ持っているという意味なので、その人はだいたい駅馬の気質が強いと言えます。

 

駅馬は自身の力量を発散するエネルギー

駅馬はとても活動的、躍動的で、自分の能力、自分の力量を発散しようとする気質が強いと考えられます。

 

それで、その人の性向が内向的であれ外向的であれ関係なく、心の片隅にはいつも躍動的なエネルギーが溢れる人だと見ることができます。

 

ところで、皆さんがまた知っておくべきことは、今日のテーマが駅馬殺の七冲なので、寅申と巳亥の七冲、二つの五行だけに集中しすぎず、最も重要なのは通変星です。

 

日支を含む冲の作用力が大きい

真ん中の命式を見ると、地支の日支と時支が巳亥の七冲ですが、通変星で見ると、印星と財星の冲の関係じゃないですか。それで、水のエネルギーが火のエネルギーを剋する形なので、印星が財星の冲によって割れてしまった形状と言えます。

 

印星というのは学問、学習能力、母親を意味するので、先天的に学習能力が多少落ちるとか、成長するにつれて良くない家庭環境など、様々な理由によって勉強することに邪魔があるとか、母親の運があまり良くないと考えられます。

 

すべての冲というのはそれが日支を含んだ冲になった時、その波及効果が大きいです。月支と年支の冲より日支を含む冲、つまり日支と月支、日支と時支の冲の作用力が大きいと言えます。

 

配偶者運に問題が生じる可能性が高い

そして、日支というのは配偶者宮で、どんな冲でも配偶者宮を含む冲は配偶者運に問題が生じる可能性が高いと見ることができます。

 

ですから、冲というのは共通点があります。どんな冲と関係なく、日支の冲ということは配偶者の運が良くないと思わなければならないし、冲の関係が形成されれば、まずは通変星で何かを確認して、最終的な判断をしなければなりません。

 

そこで、ある場合はこの冲を説明する時、巳と亥の冲は火と水の冲ですから、火と水は手につかまらないので、精神的な冲だと説明するとか、寅と申の冲は木と金属の冲で、手につかまる有形の冲ですから実際的な冲だ。などと説明することも多いですが、それは聞き手を混乱させたり、頭を複雑にさせるだけです。

 

なので、皆さんがこの冲を理解する時に、日支を含む冲はほとんど配偶者運が良くないこと、冲で形成された時は通変星を見て最終的な判断を下すことが望ましいと言えます。

 

ただ、寅申と巳亥の七冲は駅馬殺の冲なので、ダイナミックな気質が強く、特に事業や自営業を営む人にとっては有利に働く場合も多いことも覚えておいてください。

 



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