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【四柱推命勉強】地支の七冲-寅申冲 結婚運 性格 駅馬殺 | 東京都世田谷占い師 あきはる


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【四柱推命勉強】地支の七冲-寅申冲 結婚運 性格 駅馬殺

 

前回は地支の七冲の中で巳亥冲について説明しましたが、この七冲は命式を分析する時、非常に多様に活用されていますし、曖昧な部分も多いです。皆様もよくご存知のように、地支の七冲は子午、丑未、寅申、卯酉、辰戌、巳亥などいろいろありますが、私たちがいざ命式を分析するときは、地支の七冲というものの作用力はほとんど似ています。

 

ある先生はそれぞれの七冲がそれなりの特徴があるといいますが、事実上そのような特徴を命式を分析しながら適用してみると、合わない場合が非常に多いです。

 

そのため、命式を分析する際に地支の七冲をどのように解釈すべきかについて、はっきりした基準がない場合がほとんどです。

 

つまり、命式を分析する時に最も曖昧なことが合と冲の作用だと言えます。なので、皆さんが命式を分析する時に迷わないように基準を提示する時間になると思います。

 

一般的に巳亥冲でも、寅申冲でも冲というのはその働きが大体似ています。そして私が説明する冲は日支を含む冲ですが、日支を含む冲の影響力により実際に実感することは、日支と月支の冲の影響力よりはるかに大きいと言えます。


 

この方は壬寅日柱で月支が申なので、日支と冲の関係が成立していますよね。では、このように寅申冲の関係で形成されると、寅申冲だけの何か特別な特徴があるのでしょうか?

 

あります。

 

一旦、この冲というものは日柱を含んでいるので、寅申冲でも巳亥冲でも、何かの冲が形成されるということは、日支が冲を受けるということではないでしょうか。

 

日支は配偶者を意味するでしょう。なので、まず考えるべきことは配偶者との関係に問題が生じる可能性があるということです。

 

ところで、この寅申冲の最大の特徴は駅馬の冲ということです。前にも説明したように、駅馬は動く、移動する、変化するなど活動的、躍動的という意味します。

 

すると、冲という本来の意味がぶつかる、衝突するなどの意味ですが、この寅申冲、つまり駅馬の冲というのは、2台の自動車が走行しながらぶつかり合う状況だと考えられます。

 

そのため、地支の七冲の中でも、駅馬の冲の影響力がより大きいと言えます。

 

ところが、この駅馬の冲が必ずしも悪い影響ばかり及ぼすわけではありません。

 

何かというと、駅馬という性向そのものがダイナミックに動くことを意味するので、例えばある人が事業をすると仮定して、大運や年運で寅申冲が形成されていれば、その冲によって、より多くのエネルギーが発散されるかもしれないとも解釈できるからです。

 

ですが、皆さんがここで必ず注意しなければならないことは何かというと、

 

冲が成立する日支が寅なのか、それとも申なのかによっても解釈が変わりますし、日支が用神なのか忌神なのか。大運や年運から入ってくる冲の文字が用神なのか忌神なのかによってもその解釈は変わってくるということです。


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