【四柱推命鑑定例】貧しい人の命式 | 東京都世田谷占い師 昭晴

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貧とは、富と対比される用語だ。

 

自発的貧乏を追い求める人でなければ誰でも貧命はあまり望まない。

 

 

命式で財星が真になれなかったら、まずは貧命を疑ってみることになる。

 

もちろん、貧命と貴賤は別問題だ。

 

 

身弱で、傷官が重なって印星が力がなければ、貧命を疑わなければならない。

 

 

命式が財星格を成すにしても、比肩劫財が共にあれば官殺の救神がなければ、貧命を疑ってみなければならない。

 

財星が多いからといって無条件に富命ではない。

 

財星が多いが、比肩劫財がなければ、もし最初に金持ちだとしても、後に貧しさから抜け出すことは容易ではない。

 

 

印受格なのに財星が印星を破壊すると貧しく品位が落ちる。

 

もし命式に財星が健全しでも、冲や剋によって状況が変わることがある。

 

参考にしなければならない。

 

 

命式が太旺であることが容認できないほどなら、

 

このため、用神まで無視すると、貧しかったり短命になる可能性がある。

 

 

また、命式が貧富を論じる時、財星だけ見て判断しては困る。

 

 

財星は一つの基準に過ぎず、現代社会で富を手にする方法が多様であるため、他の文字の旺衰によっても貧富に分けられる。

この命式は誰の目にも水が溢れていることが分かる。

 

 

寅木で水を減らすことにも限界があり、辰土があるが、湿土で時支の寅木が遠くから牽制しているため、

 

辰土は溢れる水をせき止める能力がない。

 

それに社会生活をする時、すべてを自己中心的に処理するので同僚や兄弟、または周りの人々と

 

争いは終わりがないだろう。

 

 

 

何をやっても起伏が激しく、失敗が伴う。

 

 

いっそのこと辰土がなかったらどうだろうか?

 

それなら命式が完全に変わる。

 

辰土は人生全体を水の海にした要因の一つだ。

 

 

それで、この命式は貧命でも命式の辰土を取り除く運が来たら

 

その取り除く状況に応じて一時的に富を取ることができる。

 

命式を薬で治療するようなものだ。

 

 

命式のうち一文字がこのように命式を変える場合がある。