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四柱推命日柱論は命式を代表することができない | 東京都世田谷占い師 昭晴


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日柱論は命式を代表することができない

 

多くの学者と四柱推命講師たちが日柱論の講義を行っているが、

 

そのうちの一部は、「日柱論」を命式の代表的な特徴として説明している。

 

これは問題があると思う。

 

 

日柱論が何なのか分からない方々のために簡単に説明すると…

 

日干+日支を合わせて日柱と言うが、

 

日柱論はその日柱でその人の特徴を解析する看命法だ。

 

もちろん「日柱」も日柱そのものの意味があり、それを看命法で使うことができる。しかし、これだけでは命式を代表するには足りない。

 

 

天干の中心は日干だ。これを私たちは天性と呼ぶ。

 

地支の中心は月支だ。これを私たちは環境と呼ぶ。

 

つまり、命式8文字の核心は、「日干+月支」になる。「日干+日支」ではない。

 

原理的に見てもそうだし、文献的根拠を見てもそうだ。

 

これは子平眞詮、適天隋、窮通寶鑑の共通だ。

 

特に、『窮通寶鑑』においてさらに顕著に説明している。

 

 

乙 甲 甲 戊 坤命

丑 寅 子 申

 

 

こういう命式があると仮定した場合、

 

甲寅日柱と解釈するより

 

子月の甲日干、こう解釈するのが

 

上記の命式をより正確に代弁することができる。

 

 

もちろん、一番正確なのは八文字を全部見ることだが、略式で見ればそうだということだ。

 

 

日柱を命式の主人公と考え、日柱を神聖視する人が多いが、

 

正確に表現すると、命式の主人公は日柱ではなく日干である。

 

しかし、多くの人が日干を正しく解釈できないので、日柱に拡大して使っている。

 

日干は場合の数が10個で、日柱は場合の数が60個だからそうらしい。

 

 

文章を誤解するのを恐れて付け加えるなら、日柱の解釈するなということではない。日柱も日柱だけの意味がある。

 

しかし、日柱は日干と大差ない。

 

日干+日支の組み合わせの日柱も、実は日干が中心になって解釈されることだから!

 

 

月支は生活の基盤であり、日支は個人の憩いの場だ。

 

それぞれそれなりの意味があるが、重要度が違うのは仕方ない。

 

したがって四柱推命の運勢を見る時、一番先に考慮するのも日干、月支だ。

 

この二つは四柱推命の核心であり、看命の核心だからだ。

 

四柱推命の勉強が上手くなりたいなら、こうやって見ることを習慣付けなければならない。

 

子月の甲、午月の壬、亥月の丁、このように…


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