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現代人のための四柱推命-性格論|東京都世田谷占い師【昭晴占い鑑定所】


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現代人のための四柱推命-性格論

 

根本的に私たち人間の心は皆善良だ。生まれたばかりの赤ちゃんの姿を見れば、どれほど清く天真爛漫なのか。しかし、成長するにつれ、各個人の生活環境(特に思春期の家庭環境)、すなわち年齢、食べ物、職業、富貴貧賤、健康、宗教、教育の程度によって様々に変化している。また、個人の心の修養程度によって大きく変わることもある。

 

人の心を100だと仮定すると、善良な心が80を支配している人は善良な人で、悪い心が80を支配している人は悪人だと言える。それゆえ、いくら善良な人でも悪いことをしたり、悪い人もたまに善行を施したりする。また、普通の人々は善悪の比率が50対50で見られるので、善であり悪でもあるから善悪を正確に区別することは難しい。しかし、理性として悪い心を抑えているため、善良な心がより多く見えるだけだ。

 

生まれつき悪い人も本人の努力によって良い人に改造されるように、常に善良な心で生活すれば観相も善良に変わると言うではないか。また、人生の吉凶禍福、富貴貧賤、夫婦間の和合の有無など、その人の運、つまり周辺環境が性格(価値観)の形成を大きく左右する。だから、まずは本人が誠実に世の中を生きることが一番重要だと言える。

 

 

命は先天的であり、逆に運は後天的と言え、運は固定されておらず、変化し続けるとして「運」と言ったので、運によってお金持ちが貧しくなり、今は悪人が後日は善人になり、以前は善良だった人が今は凶悪な犯罪者に変わり、刑務所に入れられる身になるので、これらすべてが 「運のいたずら」 と言える。このように、運によって性格も変わる。また、一日は12支によってそれぞれ変化するが、これによって一日の心も12回変わる。

 

まず、日干別に見ると木の日干は人情があり、火の日干は礼儀があり、土の日干は信用があり、金の日干は義理が、水の日干は知恵がある。しかし、これはあくまでも「五行」による「日干」一つで見たもので、全体的に正しいわけではない。日柱一つで見る性格論も極めて断片的であるため、これもまた同じである。

 

なので、一般的に知っている五行占い、60干支占いはただ日干や日柱一つだけで判断するのだから、根本的に持っているその人の性格とは違う部分が非常に多い。四柱推命学を最も簡単で気楽に活用する方法かも知れないが、季節学に該当する四柱推命をただ日干や日柱一つだけで把握する性格分析は正しい方法ではないと思う。

 

 

性格を正しく判断するためには、日干も陰陽に区分し、日干の強弱、命式中の五行の構成、格局と用神、通変星との関係、合.刑.冲.破.害、吉凶神が日干に及ぼす影響、神殺、全般的な運の流れなど、全体的に複合推理してこそ真の性格を把握することができる。


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