四柱推命、六爻占術を勉強する空間です。これに基づき、踏み込んだ分析と専門性のある電話・LINE通話鑑定・対面鑑定・メール鑑定など、様々な形式で鑑定を実施しておりますので、お気軽にご相談下さい。
ご相談及びご受講のお問い合わせ
※相談や授業中は電話に出られない場合がございますので、よろしければLINEやメールよりご予約ください。
080-1391-4810
五行の土があってこそ付加価値が生じる。
お金(利益)を四柱推命で表現する時、普通二つに表現する。
一つは「通変星の財星」と表現し、もう一つは五行の土と表現する。
財星がお金という意味で理解している読者の方が多いと思うが···
土がお金と言えば耳慣れないことだと思う人も多いと思う。それではなぜ土がお金を意味するのだろうか？
その理由は土というのは「熟成」を意味するからである。
木から芽生えて火で成長し、金で実を結び、水で分別するが、土は火と金の間で熟成を担当する。
もし土がなければ、火で成長し、結局は枯れて燃え尽きてしまうので、金から収める時に殻しかない。
中間から土で熟成して、陽の成長を陰の収斂で変換してこそ、良い収穫物が出る。
人生も同じだ！ そのため、命式に「土」がなければ、付加価値は生じない。
同じ麦で漬けたウイスキーでも、その熟成期間によって風味が変わる。
当然価格差も大きい。同じ材料と製法を使ったが、その価値は明らかに変わる。
四柱推命学的に表現すると、火生土生金…すなわち金火交易である。
これを人の人生に代入すれば、自分の努力を忍耐と手続きを通じて付加価値を上げる行為だ。
同じ才能と同じ努力をしても、それによって得られる価値は変わるものだ。
土の能力はあまり表面積に現れない。しかし、その意味は非常に重要に解釈される。
人相でも土は顔中心の鼻を意味する。
人の目、歯、頬骨、顎のラインなどがいくら良くても中心の鼻が醜ければ全体の印象が乱れるように、
土がなければ木、火、金、水の価値を高めることができない。東洋で土を高貴に評価する理由だ。
そのため、顔色（顔に現れる色）が黄色を示せば、橫財數と解釈され、非常に良い運とされる。
五行の土が色としては黄色を意味するからだ。
通変星の財星が取引を通じた利益を残すのであれば···
五行の土は、持っている財貨を熟成させて付加価値を上げる行為を意味する。
なので、本当の意味でのお金は、通変星の財星ではなく、五行の土になるのだ。
通変星の財星は部分的な意味でお金と解釈されるが、五行の土はより多い意味でのお金と解釈できるからだ。
土は手続きを意味し、忍耐を意味する。
土という手続きがあってこそ陰陽の変化が生じ、季節の変化が起こるからだ。
土という忍耐があってこそ火剋金にならず、火生土生金の金火交易が行われるからだ。
それで土は信頼だ。信頼があってこそ待つことができ、信頼があってこそ受け入れることができるからだ。
土は万物を包容する。それで土は機会だ。木、火、金、水、すべて土を経て行くからだ。
土は福である。土というのは、すべてを受け入れるからだ。そのため、富を象徴し、指導者を象徴する。
歴史的にも一番高い皇帝の服が黄色である理由がこれである。
待ち、包容、信頼、中心を取ること… このような土の意味は、金を稼ぐための必須要素だ。
「待ち」という単語はもどかしくて無能に感じられるが、上の説明どおり、待って熟成させてこそ付加価値が生まれる。
農業に例えると、農作物が熟すと収穫するようなものだ。そのように熟成させて商品価値を作ること！
命式に土のない人はそんな付加価値を作ることができない。運で助けてくれない以上！
実際、命式で土がない場合は非常に珍しい。
木、火、金、水の五行干支はそれぞれ4つずつだが、土は6つあるからだ。(戊己 辰戌丑未)
その中で最高の付加価値は天干の己土と地支の未土になる。両方とも金という収斂に向かう直前の土だからだ。
そのため、己土は 「機会捕捉」 で、未土は 「極度の老練さ」 になる。天干と地支の違いでもある。
もしそれらが日干と月令に該当するなら、その意味はさらに大きくなる。
私たちが大変な時には焦りで何かを行動し、措置しようとするが
そうであればあるほど、自分を振り返りながら忍耐を持って待ちながら、自分が持っている能力の付加価値を高めることが必要だ。
待つのは誰でもできることではない。「今は未熟だが、これからは成熟できる」 という信念で実践できる。
苦しい時ほど、何かうまくいかない時ほど土の性向を取り揃えながら人生を生きて行かなければならない。そうしてこそ福が来る。
不信と速度戦で染まった現代社会に土の熟成を持って生きてみよう。
すると、
皆さんの価値も垂直上昇することができる。
コメントをお書きください