運命は人生のガイドラインを提示しますが、その道を作っていくのは運命の主人公です。
干与支同命式の夫運
世の中は平等のようですが、不平等です。"平等な社会を作る"と叫ぶ政治家が多いが、見かけだけのスローガンに過ぎません。平等というのは物質的なものもありますが、精神的な平等において人々はより不平等を感じます。
今日のテーマは"他人は豊かに生きていくのに、自分だけが貧しく、夫運がないこと"と考え、自暴自棄になって生きていく切ない中年婦人の四柱命式です。
どのような四柱命式の持ち主なので、夫運がないかを核心特徴だけまとめてみます。
1.陰陽五行
陽より陰の多い四柱命式は女性的で、消極的な性向を持っています。五行は木3、火2、土1、金1、水1で、五行はすべて揃っているので、高い点数をあげますが、木の気運に偏っており、その傾向がその人の個性として現れるでしょう。木が多い四柱命式の特徴は省略します。
この四柱命式は得令·得地·得勢になって身強であり、日干の力を中和させるための用神は金·土、そして火です。忌神は当然木·水です。
日干乙木の性向で性格が柔順な方ですが、用心深くて優柔不断だったり気まぐれに見えたりします。 比肩劫財の過多は、自己主張や頑固で周囲の人との関係、つまり人間関係が円満でないため孤独になることがあります。月支の偏りは事ごとに竜頭蛇尾になる事が多く、けちで利己的です。
2.夫運
❶日干が乙辛冲で構成され、剋を受けています。他の天干冲より、日干が天干冲になったら、非常に不利な条件です。また、乙辛冲は異性が日干を剋するものなので、日干の夫運は非常に不利です。
❷日干が干与支同で異性運が不利だとだと判断します。桃花殺·駅馬殺も一つの要素として追加します。
❸明暗(命式·地蔵干)の官殺混雑は周囲に異性との接触が多いものと考えられています。
❹日支-月支間に子卯刑が形成されます。四柱命式に子卯刑を置くと、礼儀を欠いた無礼の刑だと判断します。これらの子卯は旺地の冲なので、主に四柱命式の構成が悪いと性格的に問題があると判断します。
❺官星が用神であるため、夫運があるかもしれませんが、実質的にはその逆です。
ここで見落としてはならない部分は用神だけで分析すると、間違いを犯すことがあります。様々な要素を総合的に行う看命が求められます。
3.運の流れは省略します。
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-昭晴-
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