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通変星、後先が変われば生じる問題|世田谷区の占い師【昭晴占い鑑定所】

 

運命は人生のガイドラインを提示しますが、その道を作っていくのは運命のです。ビックリマーク

 


通変星、後先が変われば生じる問題

 

四柱命式の通弁を聞く理由は、人生の岐路がかかった深刻な問題であれ、単なる好奇心であれ、誰でも"結果"を知りたがっているからだ。

 

もちろん結果は重要だ。 四柱推命学において実戦通弁が最終目標である理由もそのためである。

 

いくら理論が優れているとしても、人間の実生活に適用させることができなければ、小説を書くのと同じだからだ。

 

しかし、ほとんどの占い師が見逃している現実があるのだが…

 

それはまさに正しい"結果"が出るためには正しい"過程"が裏付けられなければならないという事実!

 

陰があってこそ陽が存在し、過程があってこそ結果が出るのだが、このような道理を知らずに勉強すれば、何度も"組み合わせる"ような通弁が出る。

 

四柱命式は人生を解釈する一つの手段であり道具に過ぎない。人生そのものではない。

 

四柱推命の理論を基準にして人生を解釈すべきであり、逆に人の人生を基準にして四柱命式に代入させてはならない。

 

過程を中心に結果を説明しなければならないが、結果を中心に過程を作り出すため、占い界に曲学阿世が広がるのだ。

 

 

例を一つ挙げると···。

 

通変星中で財星をお金だと通弁する時、組み合わせるような通弁をしたらどんな現象が起こるか?

 

❶命式で財星が多い金持ち

 

❷命式で財星がない金持ち

 

❸命式で財星が多い貧乏人

 

❹命式で財星がない貧乏人

 

 

このような現実で結果を持って過程を組み合わせると…

 

❶財星はお金だから、あなたは財星が多い。それでお金持ちになった。

 

❷財星はお金だから、あなたは財星がない。命式にないものは多いのと同じだから、あなたはお金持ちだ。

 

❸財星はお金だから、あなたは財星が多い。命式に多いことはないのと同じだから、あなたは貧乏人だ。

 

❹財星は金だから、あなたは財星がない。それで貧乏人になった。

 

 

皆さんは上の解釈を見てどう思うだろうか? 上記の事例を見ると急に占い師たちが詐欺師に見えるのか。

 

占いに対する常識がなくても、正常な考え方の人なら、そう見えるほかない。

 

残念ながら、実力のある一部の占い師を除いては、ほとんどの占い師が現場でああいう通弁をする。

 

"四柱推命"というのが長い歴史を持つ偉大な学問であるにもかかわらず、現実でこのような状況が発生するため、たまには占い師を詐欺師と思う場合が多い。

 

 

結局、このような"組み合せ"式の通弁が出るのも占い師たちが勉強をおろそかにし、相談にだけ熱を上げるからだ。

 

それで"無字多字"や"虚字論"のような詭弁を超えたゴミのような理論が排出されるのだ。

 

私はいつも会う人々にこう言う。 一番悪い癖が勉強はしなく、四柱命式だけ解釈することだと。。。

 

もちろん、四柱命式の解釈も重要だ。四柱命式を解釈してこそ、自分の勉強がきちんとできているかどうかを検証できるからだ。

 

しかし、検証も何かを学んだことがあってこそ、それが正しい検証となり、客観性が生じるものだ。

 

四柱命式を千個、一万個を解釈するからといって発展があるのか。。。頭の中に入ったことがないのにお客さんに何を納得させるのか。

 

勉強なしに四柱命式だけ解釈するというのは、サッカー選手が練習なしに試合だけ出場するということと同じだ。

 

体力も落ち、技術も全くなく、戦術の理解度も零点の選手が試合に出場してどんな結果を得られるだろうか。

 

前半と後半90分間、終始空振りをし、試合終了後、記者らとファンから嘲弄と揶揄(やゆ)を聞くだけだ。

 

"私は四柱命式を大いに解釈した経験がある"というふうに騒ぐ人々の問題が、彼ら自ら勘違いしているということだ。

 

四柱命式さえ多く解釈すれば、四柱命式の解釈の実力が向上すると錯覚する。

 

練習はせず、試合さえ出ればゴールを決められると考えるサッカー選手と大差ない。四柱推命は過程論だ。

 

過程を通じて現実である結果を比較し、その結果が四柱推命の理論とどれ程の相関関係があるのかを明らかにするのが四柱推命学だ。

 

 

再び前に戻って、四柱命式に貧富を通弁するなら、まず財星と富の相関関係を論じなければならないだろう。 それから~

 

なぜ、財星を必ずお金だと断定しなければならないのか?

 

財星というのは、お金以外にも他の意味を与えることができるのか?

 

それが天干にある時、どんな作用をするのか?

地支にある時はどんな働きをするのか?

蔵干にある時はどんな働きをするのか?

 

他の通変星との関係度によってどんな違いがあるのか?

 

そこに五行が介入したら、また何と言えばいいのか?

 

相談者の職業と状況がまちまちだが、果たしてどのような定義を下せば合理的な説明が出るのか?

 

追加的に異なる変数もあるだろうが、少なくともこのようなことは考えてみて、通弁の基準を立ててから通弁をしなければならない。

 

通弁が上手だということ?

他にはない。

 

深く考え、人と社会現象に何度も関連付けてみて、その過程で忠実な人が立派な通弁をすることができる。

 

そんな過程で忠実な人は、もし通弁で間違った部分が出ても、それも勉強になるのだ。


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-昭晴-

                                

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